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パンケーキ的儲け話~飲食店経営と絡めて~

こんばんわ、みぽりんです。

先日パンケーキを食べながら、『実はパンケーキってめっちゃ儲かるんじゃね!?』と思い、この記事を書くに至りました。

ところでパンケーキって原価低そうなイメージですよね。まあイメージじゃなくて材料を考えたら実際に低いと思います。

ではいきましょう。

Contents

パンケーキについて

女性の皆さまが大好きなパンケーキ。家でつくろうかと試された方もいっぱいいらっしゃるかと思います。

材料・・・卵、ベーキングパウダー、小麦粉、牛乳、砂糖
盛り付け・・・バター、はちみつ、ホイップ

おそらく原価だけに注目すると、一人200円程度で済むかと思います。自宅で作るのならば非常に安い。外に食べに行くよりか、よほど節約になります(※ただし作るのは面倒くさい)。

飲食店経営にはコストも考える

コストについて調べてみました。パンケーキ屋だけではなく、飲食店経営するにあたりFL比率・FLコストを考えなければなりません。ここで、

FL比率・FLコストとはなんぞ??

っていう疑問が思い浮かぶかもしれません。FLの『F』はFood(材料費)、『L』はLabor(人件費)と言われています。FLコストは材料費+人件費、FL比率とは売上高に占める(材料費+人件費)の比率をあらわす指標になっています(計算式:FL比率=(材料費+人件費)/  売上高)。この比率が低ければ低いほど儲かっているんだなって考えてもらって大丈夫かと思います。飲食店を経営するにあたり、これらがキーになっているといっても過言ではありません。

パンケーキ屋さんについて考えます。一枚200円程度で作れそうなパンケーキがなぜ1000円で売られているのか、それは人件費がかかっているからです。生地を作る人、焼く人、盛り付ける人、レジ、案内、、、さまざまなパートに1人ずつ絶対人が必要になります。大体儲けが出るFL比率は60%以下だと言われています。60%以下にするには一枚当たりの人件費を400円以下におさめないといけません。(FL比率60%=(200円+人件費) / 1000、よって人件費400円)また売上高を上げることも重要になってきます

売上高をあげるということ

儲けを出すにはFL比率をなるだけ60%以下に抑える、そのためには人件費の抑制、売上高をあげるということが重要になるということを紹介しました。

売上高をあげるということ、それは多くのお客さまにきていただくことを意味するかと思います。多くのお客さまにきていただくということはお店の回転率をあげないといけない。お店の回転率をあげるということはメニューをいろいろと調整しないといけない(コースor単品、時間制限の有無)。極論、回転率をあげるならお客さまを満足させつつ、早くお帰りいただくことが大事だと思います。

そこでパンケーキに注目なんです!!(やっと本題?)
パンケーキ、正直すぐ食べられませんか?正直、スフレパンケーキを売りにしているお店(某しあわせのパンケーキ)では3分ぐらいで食べ終わった記憶があります(口にしたらすぐなくなる)。またそのお店、開店時間が10時で最初のお客さまが出たのは10時30分でした。焼き時間に20分かかるので食事時間は10分だと考えられます。
もしかすると、ふわっとしたパンケーキを売り出して、はやくお客さまに食べさせて出て行ってもらってるのかもしれません。そしてすぐに次のお客さまを呼び、20分の焼き時間を使って注文をとるなりして回転率をあげているのかもしれませんね。

パンケーキはみんな大好き

やはりパンケーキ大好きな方が多いと思います。最近はSNSが活発で『インスタ映え』なるものの写真を撮るのがはやりになってるみたいです。だからパンケーキ屋さんに足を運ぶ人が多いのですね。

まとめ

ここでのまとめは

1.パンケーキは材料費は低い、だけども人件費がかかるため、値段も上がる。
2.パンケーキという比較的すぐに食べ終わる商材を利用してお店の回転率をあげて売上高を上げる。
3.老若男女愛され、集客もしやすい。(インスタ映え)
です。
いかがでしたでしょうか。パンケーキ屋さんの儲けについていろいろまとめてみましたが、わかりづらかった部分もあるかと思います。しかし考え込んでもあれなので実際にパンケーキ屋さんに足を運んでみてはいかがでしょうか??